こんにちは。今回はこんなテーマでやっていきます。
ゼネラルセマフォ(一般セマフォ、カウントセマフォ)は、複数の同時利用可能な資源を管理するための同期プリミティブです。
内部に整数カウントを持ち、wait(P)でカウントをデクリメント、カウントが負なら待機、signal(V)でインクリメントして待機中のプロセスを再開します。
複数のスレッドが限られた資源プール(接続やバッファ)を共有する場面で有効です。
目次
特徴と使いどころ
- 複数同時利用を許可:初期カウントを資源数に設定することで、同時アクセス数を制御。
- プロデューサ・コンシューマ問題や接続プール、スレッドプールでよく使われる。
- バイナリセマフォ(ミューテックス)と異なり、単一ロックではなくカウント管理が可能。
実務上の注意点
- 優先度の逆転やデッドロックに注意。セマフォ操作の順序設計が重要。
- ポーリング(忙待ち)ではなく、OS/ランタイムのブロッキング実装を使うこと。
- リソースの解放漏れ(signal忘れ)は枯渇を招くため、例外処理やRAIIパターンで確実に解放する。
最後に
ゼネラルセマフォは「複数個の同時利用可能資源」を安全に管理する強力な道具です。
設計とエラーハンドリングを丁寧に行えば、並行システムのスループットと安定性を大きく改善します。
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

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