SET REQUEST方式とは?仕組み・メリット・情報処理試験でのポイントを解説
SET REQUEST方式とは、主にリアルタイム処理やオンライン処理の分野で用いられる要求管理方式の一つで、処理要求をあらかじめセット(登録)しておき、実行可能なタイミングで順次処理する方式を指します。情報処理技術者試験でも、要求制御や処理方式を問う文脈で登場する重要な用語です。
SET REQUEST方式の基本的な考え方
SET REQUEST方式では、外部から発生した処理要求を即座に実行するのではなく、要求フラグや要求キューとして内部に登録します。CPUや処理装置が処理可能な状態になると、登録された要求を順番に取り出して処理を行います。
この仕組みにより、同時多発的に要求が発生しても、処理の混乱や競合を防ぐことができます。
SET REQUEST方式の処理の流れ
一般的な処理手順は以下のとおりです。
- 外部装置やイベントから処理要求が発生
- 要求を「SET REQUEST」として内部に登録
- CPUや制御プログラムが処理可能状態を確認
- 登録済み要求を順次処理
要求の発生と実行を分離する点が、この方式の大きな特徴です。
SET REQUEST方式のメリット
SET REQUEST方式には、次のような利点があります。
- 処理要求の取りこぼしを防止できる
- リアルタイム処理における安定性が向上する
- 要求の優先制御や順序制御がしやすい
特に、制御系システムやオンラインシステムでは、確実な要求処理が求められるため、この方式が有効です。
POLLING方式との違い
SET REQUEST方式は、POLLING方式(ポーリング方式)と比較されることが多い方式です。
- SET REQUEST方式:要求をセットしておき、処理可能時に実行
- POLLING方式:定期的に要求の有無を監視して処理
SET REQUEST方式は、無駄な監視処理を減らせる点で、CPU資源の有効活用につながります。
情報処理技術者試験での出題ポイント
試験では、SET REQUEST方式について以下の点が問われやすいです。
- 処理要求を即時実行せず、内部に登録する方式であること
- リアルタイム・オンライン処理で利用される点
- POLLING方式との違い
選択肢問題では、処理要求の扱い方に注目すると正解を導きやすくなります。
まとめ
SET REQUEST方式は、処理要求を一度セットしてから順次処理する要求管理方式です。リアルタイム性と安定性を両立できる点が特徴で、情報処理技術者試験ではPOLLING方式との比較が頻出です。仕組みとメリットを正しく理解しておきましょう。
(キーワード:SET REQUEST方式、リアルタイム処理、オンライン処理、情報処理技術者試験、要求制御)
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