耐タンパ性とは
耐タンパ性(たいタンパせい)とは、システムや機器、データなどが
不正な改ざん(タンパリング)を受けにくい、または改ざんされても検知・防止できる性質
を指します。主に情報セキュリティ分野で用いられる重要な概念です。
目次
耐タンパ性が注目される理由
近年は、サイバー攻撃や内部不正、物理的な機器の不正操作など、
改ざんリスクが多様化しています。耐タンパ性を確保することで、
データの信頼性やシステムの安全性を維持し、
事故や不正利用の被害を最小限に抑えることが可能になります。
耐タンパ性の具体例
- ログデータの改ざんを防ぐための電子署名やハッシュ化
- ICカードやセキュリティチップの物理的な破壊検知機構
- プログラム改変を検知するチェックサムや整合性検証
これらの仕組みにより、改ざんの抑止だけでなく、
改ざんされた事実を検出できる点が重要です。
耐タンパ性と情報セキュリティの関係
耐タンパ性は、情報セキュリティの三要素である
完全性(Integrity)と特に深い関係があります。
データが正しく保たれていることを保証するためには、
不正な変更を防ぐ、または即座に検知する仕組みが不可欠です。
試験対策・実務でのポイント
情報処理技術者試験などでは、
「改ざん防止」「改ざん検知」「完全性の確保」
といったキーワードとセットで出題されることが多い用語です。
実務では、システム設計段階から耐タンパ性を意識することで、
セキュリティレベルの高い運用が実現できます。
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