TPMORとは?意味・計算方法・情報処理試験でのポイントをわかりやすく解説
TPMOR(ティーピーエムオーアール)とは、主に情報処理技術者試験や生産管理分野で登場する用語で、設備の総合的な稼働効率を表す指標です。TPM(Total Productive Maintenance:全員参加型生産保全)における代表的な評価指標として知られています。
TPMORの基本的な意味
TPMORは「TPM Overall Rate(設備総合効率)」の略で、設備がどれだけ有効に使われているかを数値で示す指標です。単なる稼働時間だけでなく、性能低下や不良品の発生まで含めて評価する点が特徴です。
現場改善や生産性向上の効果測定に用いられ、TPM活動の成果を客観的に把握するために重要な役割を果たします。
TPMORの計算式
TPMORは、以下の3つの要素を掛け合わせて算出されます。
- 時間稼働率:計画時間に対して実際に稼働した割合
- 性能稼働率:設備が本来の能力どおりに動いた割合
- 良品率:生産した製品のうち良品の割合
計算式は次のとおりです。
TPMOR = 時間稼働率 × 性能稼働率 × 良品率
このように、停止ロス・速度低下ロス・不良ロスのすべてを反映できる点がTPMORの大きな特徴です。
OEE(設備総合効率)との関係
TPMORは、英語圏で使われるOEE(Overall Equipment Effectiveness)とほぼ同義の概念です。日本のTPM活動ではTPMOR、国際的な文献ではOEEという表現が使われることが多く、内容自体は同じと考えて差し支えありません。
情報処理技術者試験での出題ポイント
情報処理技術者試験では、TPMORについて以下の点がよく問われます。
- TPMORが設備の総合効率を示す指標であること
- 3要素(時間稼働率・性能稼働率・良品率)の理解
- 単なる稼働率ではなく、不良や能力低下も含めて評価する点
計算問題として出題されることもあるため、式と各要素の意味をセットで覚えておくことが重要です。
まとめ
TPMORは、TPM活動における設備総合効率を示す重要な指標です。時間稼働率・性能稼働率・良品率の3要素を掛け合わせることで、設備のムダを定量的に把握できます。情報処理技術者試験では定番の用語であり、意味と計算方法を正確に理解しておくことが合格への近道となります。
(キーワード:TPMOR、TPM、設備総合効率、OEE、情報処理技術者試験、生産管理)
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