予約済みポートとは?意味・役割・代表例をわかりやすく解説
予約済みポートとは、TCP/IP通信において特定の用途やサービスのためにあらかじめ割り当てられているポート番号のことです。主にサーバやネットワークサービスで利用され、通信相手がどのサービスに接続するかを識別する重要な役割を担っています。
ポート番号の基本
ポート番号とは、IPアドレスに加えて通信先のアプリケーションやサービスを識別するための番号です。1台のサーバ上で複数の通信サービスを同時に動作させるために欠かせない仕組みです。
ポート番号は0~65535まで存在し、その中でも用途に応じていくつかの区分に分けられています。
予約済みポートの範囲
予約済みポートは、一般的に0番~1023番のポートを指します。これらは「ウェルノウンポート(Well-known Ports)」とも呼ばれ、IANA(Internet Assigned Numbers Authority)によって管理されています。
この範囲のポートは、特定のプロトコルやサービスで使用されることが前提となっており、原則として自由に割り当てることは推奨されていません。
代表的な予約済みポートの例
- 20 / 21:FTP(ファイル転送)
- 22:SSH(リモートログイン)
- 25:SMTP(メール送信)
- 53:DNS(名前解決)
- 80:HTTP(Web通信)
- 443:HTTPS(暗号化Web通信)
これらのポート番号を見るだけで、どのサービスが動作しているかをある程度判断できます。
予約済みポートを理解する重要性
予約済みポートを正しく理解していないと、意図しない通信トラブルやセキュリティリスクを招く可能性があります。例えば、予約済みポートを独自アプリケーションで使用すると、既存サービスと競合する恐れがあります。
そのため、独自システムでは1024番以降の登録済みポートや動的・私用ポートを利用するのが一般的です。
まとめ
予約済みポートは、インターネット通信を支える基本的かつ重要な仕組みです。代表的なポート番号と用途を理解しておくことで、ネットワーク設計やトラブルシューティング、セキュリティ対策に役立ちます。ITエンジニアを目指す方にとって、必ず押さえておきたい基礎知識の一つです。
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