有効アドレスとは?コンピュータ内部での重要な役割
有効アドレスとは、CPUが命令を実行する際に実際に参照する
主記憶(メモリ)上のアドレスのことです。
命令中に記述された情報やレジスタの内容などを基に計算され、
最終的にアクセス対象となるアドレスとして確定します。
コンピュータアーキテクチャを理解する上で欠かせない概念です。
有効アドレスが必要な理由
プログラム中の命令が常に直接メモリアドレスを指定しているとは限りません。
アドレスを計算によって求めることで、プログラムの柔軟性や再利用性が高まります。
この計算結果として得られるのが有効アドレスです。
有効アドレスの算出方法
有効アドレスは、命令のオペランド部に含まれる情報と
CPU内部のレジスタを組み合わせて算出されます。
代表的な要素は以下の通りです。
- 命令中に記述されたアドレス値
- インデックスレジスタ
- ベースレジスタ
- プログラムカウンタ(PC)
これらを加算・参照することで、実際にアクセスすべきメモリ位置が決まります。
アドレス指定方式と有効アドレス
有効アドレスは、アドレス指定方式と密接な関係があります。
直接アドレス指定方式では、命令中の値がそのまま有効アドレスになります。
一方、間接アドレス指定方式や相対アドレス指定方式では、
追加の計算や参照を行って有効アドレスを求めます。
有効アドレスの具体例
例えば、相対アドレス指定方式では、
「プログラムカウンタ+オフセット」の結果が有効アドレスとなります。
これにより、プログラムの配置場所が変わっても正しく動作します。
試験対策・実務での重要性
有効アドレスは、基本情報技術者試験や
応用情報技術者試験などで頻出の用語です。
また、低レイヤ開発や性能チューニングを行うエンジニアにとっても
CPUの動作理解に直結する重要な知識となります。
まとめ
有効アドレスとは、CPUが実際にアクセスするメモリアドレスのことであり、
アドレス指定方式によって算出方法が異なります。
コンピュータの内部動作を理解する基礎として、
IT試験対策から実務まで幅広く役立つ重要概念です。
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